ブリッジ回路で掛け算割り算(その1)

もうじき秋ですね。
今、人生の晩秋にいる私は歩道に枯れ葉が落ちるのをみると無常観でほろりとします。
落ち葉を集めてお芋を焼いた幼いころを思い出します。・・・ここまでは全部ウソです。いま横にいる美人もブログを始めたので読ませてもらいました。ものすごくかわいいブログ。対抗しようとして美辞麗句を考えてみましたがウソ話しか思いつきません。

さて電気回路を使ったアナログコンピュータでのかけ算でいちばん人気なのは左の図のようなブリッジ回路です。
ブリッジ回路は中学校の技術家庭科で習ったはずですが憶えていますか?
ブリッジ回路を構成する4つの抵抗器の組合せで対面同士の抵抗値の積が等しいと真ん中を流れる電流が零アンペアになります。
中学校の技術家庭科の授業ではホイートストンブリッジを使って抵抗値を測定したり、さらに精密に測定できるケルヴィンのダブルブリッジを利用して測定したりしましたよね。あれは3つの辺抵抗が既知で真ん中の電流計がゼロになれば残りひとつの抵抗値を算出できる仕組みでした。R1=(1/R3)×R2×R4 という式でR1の抵抗値を計算できます。 

この式をいじくればアナログ計算機になるという算段です。要するに掛け算割り算器ですよね。上の図にも書き込みましたが対面同士を掛け算して両方の積が同じなら真ん中の電流値は零アンペアになります。だから未知の抵抗値を算出するときは掛け算割り算するからアナログ計算機に使えるのです。たぶん。

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