きのうの回路のお話にはまだまだ続きがあります。

昨日の投稿の一般的回路図でよく言われている話をご紹介します。
手描き回路図の下に書いた形の微分方程式になることは、どんな教科書を見てもたいてい判で押したようにこの形の式が書いてあります。
でも解説が難しすぎて、私のような中卒就職組にとっては禅問答のように理解不能な話です。
一生懸命に中卒就職組の少年工あがりの私にもわかるように解説している本を探しましたが難しい話ばかりでした。
そこで代々木中学に通っていたころの技術家庭科の参考書(ぼろぼろです)のを拾い読みして以下に説明再現します。
図の0番式は単に一番上の微分方程式の右辺を関数表現にしただけです。
一般解としてf(t)=0の解、0じゃない特別解の和として考えるとこのあとの展開がわかりやすくなります。
真空管やトランジスタのようなものを入れない受動回路では電源をはずしたあと無限大時間に向かって電気はゼロに近づいていきます。
その経過時間にヘビのしっぽみたいにうねうね振動する過渡現象のようすが図の1番式です。
sjというのは複素数なのでj記号を使います。
電気の計算では複素数はiではなくjを使います。
電気がゼロになるときに振動のような波になります。
それを図の最後の式で示しています。
アナログコンピュータでは、こういう回路をたくさん使います。
もっとアナログコンピュータの話を進めていったときに応用問題をお示しすると、みなさんは「そういうことだったのか」とおわかりになると思います。

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