足し算積分器
昨日の話でほんとうの積分はτc=RCで電圧が一定の値に限りなく近づくことは申し上げました。
接線の傾斜はtan**-1(1/RC)だということになりました。
本当の積分に限りなく近づけるにはτcの値をできるだけ大きくしなければなりません。
しかしτcを大きくすればVdが小さくなってしまいます。
そこで図のようにアンプ(積分増幅器)をつないであげるのが普通です。
左側の足し算回路と増幅器をともなう積分回路を組み合わせるやりかたがアナログコンピュータでは人気があります。
足し算積分回路の計算式は以下の通りです。
Vd =―1/D**-1(V1/R1+V2/R2・・・・・・)
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